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声優のお仕事の種類と内容について

 アニメや洋画の吹き替えなどで、有名な声優という仕事は、声で演技をする仕事です。舞台役者が、遠くの観客にもその様子を伝える為に、少し大袈裟な演技をするように、声優はその声だけで、キャラクターの意思を伝えなくてはいけません。
 また、洋画の吹き替えでは、既に役者が演技をしている映像は完成しており、それに合わせて演技を行わなければなりません。反対に、アニメの場合では、その制作状態にも左右され、絵がないまま録画することもあります。
 自分の役のイメージをしっかり確立させておかないと、噛み合わない演技になってしまうこともあり、常に努力していかないと、残っていくことができない業界です。職業の認知が上がって、目指す人は増えましたが、この仕事だけで食べていけるのは、ほんの一握り声優だけです。
 それには、役のオーディションを受けて、合格しなくてはならず、演技の実力も磨いていかなくてはいけません。

 声優の仕事の種類は多く、アニメや洋画の吹き替えだけではありません。TV番組のナレーションをしていたり、自動車のナビゲーションをしていたりもします。また、歌を歌ったり、グラビアを出したり、別の方面の露出も増えてきました。
 声優の特集がたっぷりある内容の専門雑誌も販売されています。既に、アイドル顔負けの活躍をしている人も少なくありません。何よりも、一人の人が複数の役を演じ分けていきます。同じような声質だからといっても、とても同じ人が演じているとは信じられないというほどの演技を見せてくれます。それに魅了されて、多くのファンが、その仕事を目指して奮闘するのも、仕方がないことかもしれません。

 しかし、声優という仕事は、特殊な部分もあります。それは、報酬です。基本的には、芸歴に対して報酬が決まっていきます。その人物が若い頃から、声優の仕事を続けていけば、芸歴は長くなってしまいます。
 これに対して、報酬は発生するのですが、その人物が売れっ子出なかった場合でも、その報酬は変わらないことになります。すると、人気もなく、報酬の高い、芸歴だけの長い声優ができてしまいます。報酬が安ければ、それによって役を貰えることもありますが、現代では声優を目指して新たな人材が常に補給され続けています。
 そこで、声優を仕事して生活をすることができなくなって、この業界を去る決意をしなくてはならなくなります。これは、アニメなどの主役を演じたからと、報酬が高くなるわけではなく、その芸歴に対して報酬が決まっていく、業界の特徴であり、声優自身を苦しめているものでもあります。

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